北海道のおいしい素材｜北海道でブリが獲れるの？ 旬の時期や料理を教えます
- 2021-12-10
- 北海道
- 食材
お魚好きの方はもちろん、多くの人に愛されている「ブリ」。北海道産のブリは、脂ののった上質な味わいが評判です。北海道で、なぜブリが漁獲されるの？ 旬の時期や料理などをご紹介します。
目次
１ 北海道のブリについて
２ 北海道のブリの産地とシーズン
３ 北海道でのブリの相場
４ ブリの栄養
５ 北海道のブリを使った料理
目次
１ 北海道のブリについて
２ 北海道のブリの産地とシーズン
３ 北海道でのブリの相場
４ ブリの栄養
５ 北海道のブリを使った料理
１ 北海道のブリについて
ブリはスズキ目アジ科ブリ属の海水魚の一種。冬に向けて漁獲される魚で「カンパチ」「ヒラマサ」も同じ仲間。ブリは成長段階によって名前が変わる出世魚で、一般的に全長70〜80cm以上の成魚を「ブリ」と呼んでいます。冬の時期に漁獲される脂がのったものを「寒ブリ」と言います。
ブリの産卵は、1月頃に東シナ海の南端付近で開始し、九州沿岸から日本海側では能登半島周辺、太平洋側では伊豆諸島周辺とされています。
水温の高い暖流系のブリが、なぜ、北海道で漁獲されるようになったのでしょうか。その理由は、海水温の上昇が考えられます。水産庁の資料によると、2000年頃からブリの資源量が増大し、北海道全域で水揚げされるようになったとされています。
2020年(令和2年)北海道水産現勢概報によれば、道内のブリの漁獲量は、過去最高の約1万5,500トンに及び、ブリ類の漁獲量の都道府県ランキングで北海道は全国1位、2位は長崎県、3位は千葉県という結果でした（農林水産省の統計「海面漁業生産統計調査」令和2年漁業・養殖業生産統計）。漁獲高の増加に伴って、北海道の定番の魚になりつつあります。
また、水揚げが好調のブリは、北海道を訪れる釣り人にとっても人気の高い魚種のようです。北海道のブリは全て天然もので、身が締まっており、上質な脂の甘さが魅力といわれています。
ブリの産卵は、1月頃に東シナ海の南端付近で開始し、九州沿岸から日本海側では能登半島周辺、太平洋側では伊豆諸島周辺とされています。
水温の高い暖流系のブリが、なぜ、北海道で漁獲されるようになったのでしょうか。その理由は、海水温の上昇が考えられます。水産庁の資料によると、2000年頃からブリの資源量が増大し、北海道全域で水揚げされるようになったとされています。
2020年(令和2年)北海道水産現勢概報によれば、道内のブリの漁獲量は、過去最高の約1万5,500トンに及び、ブリ類の漁獲量の都道府県ランキングで北海道は全国1位、2位は長崎県、3位は千葉県という結果でした（農林水産省の統計「海面漁業生産統計調査」令和2年漁業・養殖業生産統計）。漁獲高の増加に伴って、北海道の定番の魚になりつつあります。
また、水揚げが好調のブリは、北海道を訪れる釣り人にとっても人気の高い魚種のようです。北海道のブリは全て天然もので、身が締まっており、上質な脂の甘さが魅力といわれています。
２ 北海道のブリの産地とシーズン
ブリの旬は一般的には冬ですが、北海道産は、秋に旬を迎えます。北海道の脂ののった天然ブリは、9月中旬頃から獲れ始め、北海道内では9月〜10月にかけて漁獲量が増えます。産地は、函館、様似、日高、余市、釧路、羅臼、斜里などさまざまです。
近年では、「サケ不漁、ブリ豊漁」といった状況が続いており、漁獲されたものの中には、鮭を獲るための定置網にかかったものもあるのだとか。
北海道の西部 積丹（しゃこたん）半島の東に位置する余市で漁獲される「天上ぶり」は、最高級の天然ブリとして有名です。「天上ぶり」は、例年、9月中旬〜10月下旬にかけて定置網で獲り、寒ブリの先駆けと呼ばれているそうです。寒ブリほど「天上ぶり」は脂が強くなく、上品な脂⾝が人気。秋口になると文字通り天上の味わいといわれ、旬の初物として楽しみにしている方も多いとのことです。
近年では、「サケ不漁、ブリ豊漁」といった状況が続いており、漁獲されたものの中には、鮭を獲るための定置網にかかったものもあるのだとか。
北海道の西部 積丹（しゃこたん）半島の東に位置する余市で漁獲される「天上ぶり」は、最高級の天然ブリとして有名です。「天上ぶり」は、例年、9月中旬〜10月下旬にかけて定置網で獲り、寒ブリの先駆けと呼ばれているそうです。寒ブリほど「天上ぶり」は脂が強くなく、上品な脂⾝が人気。秋口になると文字通り天上の味わいといわれ、旬の初物として楽しみにしている方も多いとのことです。
３ 北海道でのブリの相場
北海道ではシーズンになると、ブリの切り身がスーパーに並びます。北海道のブリの値段は、100gあたり100円から200円程度です。水揚げの無い日や市場が休みの日など、その日の入荷状況によってはスーパに並ばない時もあります。またお店にもよりますが、9月〜10月を過ぎると希少性が増し、価格は倍以上に跳ね上がることもあるそうです。
４ ブリの栄養
ブリには、高血圧や血栓の予防に効果があるといわれるEPAや脳の働きを活性化させるといわれるDHAなど健康効果が期待できます。またブリには肌にも良いとされるコラーゲン、ビタミンB群やビタミンＤ、ビタミンEなども豊富に含まれ、美容にうれしい効果も期待できます。
５ 北海道のブリを使った料理
脂がのっていて食べ応えのあるブリは、さまざまな調理方法が楽しめる食材です。鮮度の良いブリ（切り身）の見分け方は、切り口が鋭角で色鮮やか、皮や身にツヤがあるものとされています。
ブリは、生で刺身で食べられるほか、照り焼きやブリ大根にしたりとアレンジも豊富。ここでは、「ブリいくら丼」など、北海道ならではの食材と合わせた料理をメインにご紹介します。
・生：「ブリと山わさびの刺身」
・カルパッチョ：「北海道昆布を使用したブリの昆布〆」（利尻・羅臼・日高昆布など）
・ごはんもの：「ブリいくら丼」「ブリ5色（ブリ・いくら・ウニ・サーモン・ホッキ）海鮮丼」「ブリと北海道野菜の麻婆飯」
・パスタ：「ブリとアスパラガスのパスタ」
・焼き物：「ブリの北海道バター醤油焼き」「ブリと北海道野菜のチーズ焼き」「ブリとコーンのマヨネーズ焼き」
・揚げ物：「ブリザンギ（ブリのフライ）」「ブリカツウニソース和え」「ブリとかぼちゃのピリ辛揚げ」
・炒め物：「ブリのチーズソテー」「ブリとゆり根のオイスター炒め」
・煮物：「ブリとじゃがいもの煮物」
・アクアパッツァ：「牡蠣とブリのアクアパッツァ」
・カレー：「ブリと北海道野菜のスープカレー」「ブリカツカレー」
・鍋：「北海道野菜たっぷりブリしゃぶ」
ブリは、生で刺身で食べられるほか、照り焼きやブリ大根にしたりとアレンジも豊富。ここでは、「ブリいくら丼」など、北海道ならではの食材と合わせた料理をメインにご紹介します。
・生：「ブリと山わさびの刺身」
・カルパッチョ：「北海道昆布を使用したブリの昆布〆」（利尻・羅臼・日高昆布など）
・ごはんもの：「ブリいくら丼」「ブリ5色（ブリ・いくら・ウニ・サーモン・ホッキ）海鮮丼」「ブリと北海道野菜の麻婆飯」
・パスタ：「ブリとアスパラガスのパスタ」
・焼き物：「ブリの北海道バター醤油焼き」「ブリと北海道野菜のチーズ焼き」「ブリとコーンのマヨネーズ焼き」
・揚げ物：「ブリザンギ（ブリのフライ）」「ブリカツウニソース和え」「ブリとかぼちゃのピリ辛揚げ」
・炒め物：「ブリのチーズソテー」「ブリとゆり根のオイスター炒め」
・煮物：「ブリとじゃがいもの煮物」
・アクアパッツァ：「牡蠣とブリのアクアパッツァ」
・カレー：「ブリと北海道野菜のスープカレー」「ブリカツカレー」
・鍋：「北海道野菜たっぷりブリしゃぶ」
漁獲高の増加によって存在感が増し、北海道民にも定着しつつある北海道産の「ブリ」。美味しいだけでなく栄養豊富な天然ブリを、ぜひ北海道で味わってみてくださいね。
Facebook
Twitter
