北海道のおいしい素材|毛ガニの旬はオールシーズン!?旬の時期や食べ方を教えます
- 2021-11-20
- 北海道
- 食材
北海道を代表する絶品グルメといえば「毛ガニ」。北海道産の毛ガニは、口いっぱいに広がるギッシリ詰まった身肉の旨みと甘味、たっぷり濃厚なカニ味噌が格別です。北海道の毛ガニの旬は一年中!? 旬の時期や食べ方などをご紹介します。
目次
1 北海道の毛がにについて
2 毛がにのシーズンと産地
3 これを知ればあなたも通!?「海明けの毛がに」
4 毛がにの相場
5 おいしい毛がにの見分け方
6 毛がにのおいしい食べ方と料理
目次
1 北海道の毛がにについて
2 毛がにのシーズンと産地
3 これを知ればあなたも通!?「海明けの毛がに」
4 毛がにの相場
5 おいしい毛がにの見分け方
6 毛がにのおいしい食べ方と料理
1 北海道の毛がにについて
「毛ガニ」は、エビ目カニ下目クリガニ科の一種。別名、オオクリガニ(大栗蟹)と言います。甲の形は雌と雄で異なり、雌は円形に近い形、雄は縦長の楕円形。名前のとおり、短い毛が生えています。体色はオレンジ色ですが、時間が経つにつれて、薄いピンク色から茶色に変わります。
北海道の毛ガニは、オホーツク海と太平洋側に多く分布しています。生息場所は、水深150メートルより浅く、水温15度以下の砂泥底か底質砂です。
カニ類の合計漁獲量 日本一の北海道では、一年を通して水揚げされています。北海道では、甲長8センチ以上の雄の毛ガニのみ、漁獲を許可。雌と8センチ未満の甲長の雄は禁漁とし、資源保護の取り組みが行われています。
北海道の毛ガニは、ズワイガニやタラバガニと比べて体は小さいですが、身が詰まっていて味は濃厚、カニ味噌もたっぷりなのが魅力です。
北海道の毛ガニは、オホーツク海と太平洋側に多く分布しています。生息場所は、水深150メートルより浅く、水温15度以下の砂泥底か底質砂です。
カニ類の合計漁獲量 日本一の北海道では、一年を通して水揚げされています。北海道では、甲長8センチ以上の雄の毛ガニのみ、漁獲を許可。雌と8センチ未満の甲長の雄は禁漁とし、資源保護の取り組みが行われています。
北海道の毛ガニは、ズワイガニやタラバガニと比べて体は小さいですが、身が詰まっていて味は濃厚、カニ味噌もたっぷりなのが魅力です。
2 毛がにのシーズンと産地
毛ガニは、年間を通して北海道全域で水揚げされています。春はオホーツク海、夏は噴火湾、秋は釧路や根室沿岸、冬は十勝沿岸と、各地で漁期を変えながら漁獲しています。
そのため、産地は異なりますが、基本的に一年中食べられます。旬の時期には、水揚げされたばかりの新鮮な毛ガニを産地の市場などで味わうことができます。
旬の時期と産地の目安は以下のようになっています。
・春(3月〜6月)
オホーツク海(雄武、網走、紋別、斜里など)、宗谷(稚内、枝幸など)
・夏(7月〜8月)
噴火湾(長万部、白老・虎杖浜など)
・秋(9月〜12月)
釧路、白糠、根室沿岸
・冬(12月~2月)
十勝沿岸、日高
そのため、産地は異なりますが、基本的に一年中食べられます。旬の時期には、水揚げされたばかりの新鮮な毛ガニを産地の市場などで味わうことができます。
旬の時期と産地の目安は以下のようになっています。
・春(3月〜6月)
オホーツク海(雄武、網走、紋別、斜里など)、宗谷(稚内、枝幸など)
・夏(7月〜8月)
噴火湾(長万部、白老・虎杖浜など)
・秋(9月〜12月)
釧路、白糠、根室沿岸
・冬(12月~2月)
十勝沿岸、日高
3 これを知ればあなたも通!?「海明けの毛がに」
さて、前項で毛がにの産地ごとのシーズンをご紹介しましたが、その中で特に美味しいとされる産地、時期があります。
それは、春先のオホーツク海で獲れる毛がにであり、「海明け毛がに」と呼ばれている毛がにです。
なぜ美味しいのか、その理由は「海明け」の言葉にあります。ここで言う「海明け」は、「流氷明け」のこと。
はるか北、ロシアのアムール川河口から流れてくる流氷がオホーツク海にたどりつくのは1月下旬から2月ごろ。この時期は海が流氷に覆われるため漁自体ができないのですが、この時期に豊富な栄養をもつ流氷の下で毛がにが育つため、流氷が明けてからの漁で獲れる毛がには栄養豊富、美味しさを身に蓄えているのです。
なお余談ですが、5月中旬の網走市で行われる「あばしり旬祭り」の名物で、この毛がにが餅まきのように空を飛ぶ「カニまき」というイベントも実施。ぜひ気になる方は、旬の「海明け毛がに」を求めてオホーツクまで足を運んでみてください。
それは、春先のオホーツク海で獲れる毛がにであり、「海明け毛がに」と呼ばれている毛がにです。
なぜ美味しいのか、その理由は「海明け」の言葉にあります。ここで言う「海明け」は、「流氷明け」のこと。
はるか北、ロシアのアムール川河口から流れてくる流氷がオホーツク海にたどりつくのは1月下旬から2月ごろ。この時期は海が流氷に覆われるため漁自体ができないのですが、この時期に豊富な栄養をもつ流氷の下で毛がにが育つため、流氷が明けてからの漁で獲れる毛がには栄養豊富、美味しさを身に蓄えているのです。
なお余談ですが、5月中旬の網走市で行われる「あばしり旬祭り」の名物で、この毛がにが餅まきのように空を飛ぶ「カニまき」というイベントも実施。ぜひ気になる方は、旬の「海明け毛がに」を求めてオホーツクまで足を運んでみてください。
4 毛がにの相場
毛ガニは、市場はもちろん、地元のスーパーでも販売されています。毛ガニは重量に応じて値段が決まり、350gで3,000円〜4,000円、500gで5,000円〜8,000円、600gで8,000円〜10,000円程度で、価格は高騰傾向にあります。
市場によっては、活ガニ(生きているカニ)も販売しているところもありますが、スーパーでは、茹でたカニ(ボイル)が売られていることがほとんどです。
また、スーパーによっては、年末にかけて毛ガニの入荷が増え、サイズも小さいものから大きいものまで選べるケースもあります。確実に購入したい場合や、大きめのサイズを希望する場合は、事前にスーパーへの問い合わせをおすすめします。
市場によっては、活ガニ(生きているカニ)も販売しているところもありますが、スーパーでは、茹でたカニ(ボイル)が売られていることがほとんどです。
また、スーパーによっては、年末にかけて毛ガニの入荷が増え、サイズも小さいものから大きいものまで選べるケースもあります。確実に購入したい場合や、大きめのサイズを希望する場合は、事前にスーパーへの問い合わせをおすすめします。
5 おいしい毛がにの見分け方
美味しい毛ガニの見分け方は、まず、手に持ってみるのがおすすめです。身がぎっしり詰まっていたり、カニ味噌がしっかり入っている場合は、ずっしりとした重みを感じます。逆に軽くて重みを感じない場合は、身の入りが良くない可能性があります。
毛ガニの体の色も見ておきたいポイントです。甲羅がきれいな赤色に染まっていれば鮮度が良いといえます。反対に、時間が経過し、鮮度が落ちてくると、鮮やかさがなくなり、黒っぽく変色してきます。またお腹の部分の色は、新鮮な毛ガニなら白色をしています。
鮮度が低いとグレーがかった色や黒っぽい色になっていますので、これらのポイントをおさえ、可能な範囲でチェックしてみるといいでしょう。
毛ガニの体の色も見ておきたいポイントです。甲羅がきれいな赤色に染まっていれば鮮度が良いといえます。反対に、時間が経過し、鮮度が落ちてくると、鮮やかさがなくなり、黒っぽく変色してきます。またお腹の部分の色は、新鮮な毛ガニなら白色をしています。
鮮度が低いとグレーがかった色や黒っぽい色になっていますので、これらのポイントをおさえ、可能な範囲でチェックしてみるといいでしょう。
6 毛がにのおいしい食べ方と料理
毛ガニは低カロリーで、高タンパク、カルシウムやリンなどのミネラルも豊富。抗酸化作用のあるアスタキサンチンも含まれており、免疫力アップにも効果的。ビタミン群も豊富で目の健康維持にも良いとされ、生活習慣病の予防や美肌効果も期待できます。
活ガニなら、大きめの鍋で15分〜20分程度塩茹でして、お好みで調味料や薬味を付けていただくといいでしょう。
身やカニ味噌は、そのままいただくのはもちろん、カニ身をカニ味噌に付けていただいても美味です。残った毛ガニは調理したり、出汁をとってお味噌汁にするのもおすすめです。
毛ガニを使った料理をご紹介します。
・前菜・サラダ:「毛ガニとキュウリの酢の物」「毛ガニのマカロニサラダ」
・おかず:「毛ガニのだし巻き卵」
・ごはんもの:「カニ味噌丼」「毛ガニ雑炊」「毛ガニの炊き込みごはん」「毛ガニのちらし寿司」
・あんかけ料理:「毛ガニのかに玉あんかけ」
・焼き物:「毛ガニのグラタン」
・パスタ:「毛ガニとホタテのパスタ」「毛ガニとアサリのスープパスタ」
・揚げ物:「毛ガニのクリームコロッケ」「毛ガニの天ぷら」「毛ガニカツ」「毛ガニの磯辺揚げ」「毛ガニのチーズ春巻き」
・炒め物:「毛ガニのチリソース炒め」「毛ガニ炒飯」
・スープ:「毛ガニの味噌汁」「毛ガニの冷製スープ」
・蒸し物:「毛ガニの茶碗蒸し」「毛ガニのシュウマイ」
・麺:「毛ガニ味噌ラーメン」
・鍋:「毛ガニのかにしゃぶ」
活ガニなら、大きめの鍋で15分〜20分程度塩茹でして、お好みで調味料や薬味を付けていただくといいでしょう。
身やカニ味噌は、そのままいただくのはもちろん、カニ身をカニ味噌に付けていただいても美味です。残った毛ガニは調理したり、出汁をとってお味噌汁にするのもおすすめです。
毛ガニを使った料理をご紹介します。
・前菜・サラダ:「毛ガニとキュウリの酢の物」「毛ガニのマカロニサラダ」
・おかず:「毛ガニのだし巻き卵」
・ごはんもの:「カニ味噌丼」「毛ガニ雑炊」「毛ガニの炊き込みごはん」「毛ガニのちらし寿司」
・あんかけ料理:「毛ガニのかに玉あんかけ」
・焼き物:「毛ガニのグラタン」
・パスタ:「毛ガニとホタテのパスタ」「毛ガニとアサリのスープパスタ」
・揚げ物:「毛ガニのクリームコロッケ」「毛ガニの天ぷら」「毛ガニカツ」「毛ガニの磯辺揚げ」「毛ガニのチーズ春巻き」
・炒め物:「毛ガニのチリソース炒め」「毛ガニ炒飯」
・スープ:「毛ガニの味噌汁」「毛ガニの冷製スープ」
・蒸し物:「毛ガニの茶碗蒸し」「毛ガニのシュウマイ」
・麺:「毛ガニ味噌ラーメン」
・鍋:「毛ガニのかにしゃぶ」
北海道民も舌をうならせる「毛ガニ」。何と言っても一年中、旬を楽しめるのが魅力です。ぜひ本場・北海道で新鮮な毛ガニを堪能してみてくださいね。
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